【トレーニングの種類】サッカートレーニングメニュー作成
今回はトレーニングの種類を説明します。
下記のトレーニング解説です。
↓
○トレーニングの概要
1回のトレーニングは基本的には「W-UP→TR1→TR2→Game」のような4つのパートで組み立てられます。 その中でトレーニングの種類については大まかに2つに分類できます。
1、アナリティックトレーニング
2、グローバルトレーニング
1、アナリティックトレーニング
サッカーの全体像を分解して部分的な要素を切り取ってトレーニングする方法です。
パスとコントロールやサポートなどの特定の要素を切り出し何度も反復させるトレーニングで特定の要素を特化して向上させるメリットがあります。 ただ部分的なトレーニングなのでサッカーの試合に直接結びつきづらいデメリットもあります。
アナリティックトレーニングは2つに分類されます。
・ドリルエクササイズ
テクニックや動きかたを習得させることを目的としています。
一定の状況下を作り出すことで同じテクニックを何度もトレーニングすることができます。
・クラリティエクササイズ
ドリルトレーニング同様ある要素を切り出して明確にし習得をするトレーニングです。 ドリルトレーニングと違うのは味方と相手に別れることで、より判断の要素が必要になります。 1から2個の要素を明確にしてトレーニングします。
②グローバルトレーニング
サッカーの全体像を意識したトレーニングです。 実際の試合と同じような状況を作り出してトレーニングをします。 メリットはトレーニングした内容を直接試合に反映ができます。 デメリットは様々な状況が重なり合うため特定の要素を向上させるには 不向きです。
グローバルトレーニングは2つに分類ができます。
・ポジショナルエクササイズ
サッカー試合の局面を切り取りグループ単位でのトレーニングとなります。 常に全体のポジショニングを意識してプレーをする必要があります。 攻撃方向やライン、レーンなども意識ができるように作ります。 選手の人数はおよそ4から6人が適当です。 サーバーやフリーマンなども効果的に活用します。
・シュチュエーションエクササイズ
攻守の4段階の場面を設定してプレーの原則を学ぶことを目的としてます。 実際にファーストポジションに新酒を置き、相手側もコントロールすることで より試合を想定したトレーニングになります。 6対6などの3ラインが形成できるようなゲーム形式が中心となります。 6から11人が適当です。
以上がトレーニングを作成するのに必要なトレーニングの種類です。
おそらく言葉のニュアンスが違うだけで普段同じような考えで作成をしていると思います。
改めてトレーニングを整理してより良いトレーニング作成の手助けになればと考えています。
次回はトレーニングの組み立て方の話をします。
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