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11【攻撃のポジショニングの原則】サッカープレーモデル解説

【攻撃のポジショニングの原則】サッカープレーモデル解説

今回は攻撃のポジショニングの原則を説明します。

 

下記にトレーニングの解説を載せておきます。


11【攻撃のポジショニングの原則(一般原則)】サッカートレーニング解説

 

○概要

ポジショニングとはチーム全体で有利にプレーするために 適切な位置(位置的優位性)をとること。 ポジショニングの原則は4つに構成されます。

 

1、深さをとる

2、幅をとる

3、エリアに応じたポジショニングと役割

 

・深さを作る

相手の守備ラインを拡げ、ライン間にスペースを作るために縦方向へ の深さを作ります。 少なくとも一人は前方の深さを作るために確保します。 FWが中盤に降りた場合にはサイドの選手が深さを作ります。 また味方との関係性を高めてプレスを受けにくくするためには 3ラインを形成する必要があります。(DFライン、MFライン、FWライン) 各ラインは直線的ではなく段差を作る必要があります。

 

・幅をとる

ピッチ全体を効果的に使うためには異なるレーンを使う必要があります。 同じレーンにいるときは縦軸が重ならないようにします。 ボールサイドにおいてはサイドラインいっぱいにポジションをとります。 同じレーン2人いるときは必ず角度をつけます。 または一人の選手が別レーンへ移動してスペースを開けます。 ボールの動きに応じてポジションを修正することで適切な幅が保たれ 有効なスペースが生まれます。

 

・エリアに応じたポジショニングと役割

3つのエリアに応じてポジションを取り、エリアに応じて役割を 果たすことが重要です。

 

第一エリア:ボール保持者に対して緊急のサポートと継続のサポートをする必要があります。ボールを失わないように第二エリアへ運びます。 例えばブラッシングなどを利用して相手をうまくかわしボールを運びます。

 

第二エリア:第一エリアからボールを引き出し有利なスペースへ展開することが必要です。相手の守備の間に立ってボールを受けることで相手の守備ラインを上下させ混乱させることができます。また第三エリアの選手を意識します。

 

第三エリア:相手の守備組織を広げ、コンパクトフィールドを作らせないために 相手の守備ラインを下げるために常に背後を狙います。 以上が攻撃のポジショニングの原則です。

 

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