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17【プレッシングの原則(守備)】サッカートレーニング解説

【プレッシングの原則(守備)】サッカートレーニング解説

今回はプレッシングの原則(守備)を説明します。

 

下記のトレーニング解説です。


17【プレッシングの原則(守備)】サッカートレーニング解説

 

○概要

プレッシングとはチーム全体で積極的にボールを奪いにいくことです。 プレッシングの原則は3つで構成されます。

 

1、前線からの規制(レーンを変えさせない) 基本は相手の中央のインナーゾーンを消して相手をサイドに追い込むことが必要です。 始めからワンサイドカットするのではなく、規制をかけてからワンサイドカットをしていきます。

3レーンで追い込み守備ができれば、ボールを奪う可能性が高まります。 その際はDFラインはラインをコントロールして相手のFWとの駆け引きをします。

 

2、ボールを奪うスイッチを入れる

前線での規制の状況をみて狙いを持って主にサイドに厳しくアプローチします。 レディ(準備)の状態からスイッチへとチームが移行します。 この時のスイッチをいれる選手のことをスイッチャーと言います。 スイッチャーはパスコースを切る振りをしてボール保持者が判断を変えられなく なった時にアプローチすることが大切です。 この時アプローチのタイミングと迫力を出していきます。

 

スイッチを入れるタイミングは

・相手が怖がっている

・ボール保持者に規制がかかり限定されている

・相手選手の視野が狭い時(ヘッドダウン、後ろ向き)

・ボールを受ける選手の視野やサポートが悪い

・バールを受けた選手のコントロールが悪い

 

3、全体でリンクしてボールを奪う

スイッチャーのスイッチをみて全体を押し出していく必要があります。 全体が連動しないとプレスがかわされる可能性が高くなります。 全体が連動するには各選手がスライドしていく必要があります。 うまくスイッチが入らなかった時には下がりながらスペースを埋めて いくことも重要です。

 

以上がプレッシングの原則です。

 

守備での連携について、以前説明したスライドのトレーニングを 参考にしてみてください。 以下動画です。


サッカートレーニング解説【縦横スライドのトレーニング】

 

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